世界最大の詐欺事件
被害額約4.5兆円
米連邦捜査局(FBI)は、米ナスダック・ストック・マーケット(現ナスダックOMXグループ)の、バーナード・マドフ元会長(70)を詐欺の疑いで逮捕した。同容疑者は「ねずみ講」に似た手口で資金を集め、約500億ドル(約4兆5000億円)の被害を投資家に与えたとみられている。住宅バブル崩壊やその後の金融危機を招いたとして信用が失墜している米金融業界だが、一段と批判が高まりかねない情勢だ。
マドフ容疑者は運営するファンドで多額の損失を抱えていたが、好調さを装いながら新規の投資家から資金を集め、配当や解約金の支払いに充てていた疑い。同容疑者は自ら「実体は大規模な『ねずみ講』」などと認識していたとされる。
損失額は正確には把握されていない
米メディアなどによると米金融史上で最大規模の詐欺事件。ナスダック会長に就くなどしていたマドフ容疑者は米証券界の重鎮的な存在で、「ウォール街」への風当たりはさらに厳しくなりそうだ。
米ナスダック・ストック・マーケット(現ナスダックOMXグループ)の、バーナード・マドフ元会長が首謀者なんですね。「ナスダック」って、全米証券業協会(NASD)が運営する店頭株市場のことです。NY市場と並ぶ米国の代表的な株式市場で、マイクロソフトやインテルなどハイテク株が上場しているようなところです。そのグループ会社ということで、信じてしまったのでしょうか。
世界中で被害がでている
たとえばベルギー・オランダ大手金融フォルティスのオランダ銀行は最大で10億ユーロ(約1200億円)の損失を被る恐れがあると公表しました。
アラブの有名な観光都市ドバイも崩壊して工事が次々中止しています。購入したドバイの不動産を半年後に2倍で売るなどして回していたようで、今回の金融恐慌で誰も買うことができなくなり崩壊したようです。ドバイの不動産投資もねずみ講のようなものではないでしょうか。
そもそも今回アメリカや世界で発生している金融恐慌は金融商品というねずみ講が破綻したようなものではないかと「るいネットサロン 東京」で議論しています。
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