霊能トラブル
スピリチュアリズムを語るニセ霊能者は、スピリチュアリズムの最大の敵
巧妙で上手な嘘には、目映(まばゆ)いばかりの霊的真理がぎっしり詰まっています。そのため実に多くの人々が、見事に騙されてしまいます。もちろん騙される側の人にとっては、たとえ偽物であってもその霊能者との出会いが、それなりのプラスをもたらすというようなことがあるかも知れません。わずかではあっても真理に触れることができるという意味で、ニセ霊能者であっても、いくらかの役に立っているかも知れません。
とは言っても、そのことがニセ霊能者の存在を正当化する理由にはなりません。必要悪としての存在価値があるということにはならないのです。人々の霊的成長という点から見たとき、プラスよりも、はるかに大きなマイナスを生み出しているからです。結果的には、何の益にもならない体験・不要な苦しみの体験をつくり出すことになるからです。
スピリチュアリズムを利用して自分の利益を計ることは、
スピリチュアリズムに対する敵対行為です。
ニセ霊能者を信じたことによって、本当ならばスピリチュアリズムにまっすぐ導かれるべき時期のきた人が、わざわざ遠回りさせられるようなことになるかも知れません。正しい真理の理解を妨げ、スピリチュアリズムに至る道を閉ざしてしまうようなことになるかも知れません。このようにニセ霊能者の存在は、明らかに重大な弊害をもたらすことになるのです。
深刻な問題は、スピリチュアリズムを安売りすることによって、スピリチュアリズムを冒涜(ぼうとく)し、その権威を地に貶(おとし)めるようになるということです。霊能者は本来なら、スピリチュアリズムが単なる霊現象や霊感占いなどとは全く異なる、きわめて真面目な人生の努力であることを教えなければならない立場に立っています。スピリチュアリズムとは「霊的真理に基づく崇高な生き方」であることを、世間に示さなければならない役目を担っています。
それなのにスピリチュアリズムを知った多くの霊能者は、現実には全く逆のことをしています。意図的に霊的真理を悪用するニセ霊能者は、まさに恐ろしい罪つくりをしています。当然、将来においては、それに見合った償いの道を歩まざるを得なくなるでしょうが、彼らこそ、シルバーバーチが言うところの――「スピリチュアリズムの最大の敵」なのです。
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