DVは犯罪

DVは犯罪です

DV(ドメスティック・バイオレンス)とは「親密な関係にあるパートナーからの暴力」のことをいいます。
ここでいう「暴力」の形はさまざまで、1.身体的、2.精神的、3.性的、4.経済的など、多面的な要素を含んでいます。
見逃してはいけないことは、DVの加害者は「暴力」という手段・方法を意図的に選択しているという点です。
例えば、あなたの会社の上司が、部下を指導するために「殴る」「蹴る」という手段を用いたら、大問題になるでしょう。そうではなく、口頭や書面で注意したり、時には一喝したりすることもあるかもしれませんが、いわゆる暴力とは違う方法をとって行動しています。それが、親密な関係のパートナーなら許されるでしょうか?
男性が女性に何かを伝えようとするとき、相手が夫婦や交際相手だからといって、暴力が正当化されていいわけはありません。暴力は、どんな状況においても、犯罪なのです。
DVについて、新聞やテレビなどで時々見かけることがある程度で、あまり身近ではない、自分とは関係がないと思う人も少なくないかもしれません。
しかしながら、いま日本では…

男性から身体に対する暴行を受けた経験がある女性は26.7% - 女性の4人に1人が暴力を受けています。

男性から執拗な暴力を受けた経験がある女性は10.6% - 女性の10人に1人が繰り返しの継続的で執拗な暴力を受けています。

配偶者間(内縁を含む)における犯罪で殺される女性は1年間に117人(2006年) - 3日に1人、妻が夫に殺されています。

このような統計的事実が物語るように、DVの問題は、決して特殊で例外的なことではありません。また、夫婦げんかや男女の気まぐれという次元ではなく、陰湿で、継続的で、ときとして生死の関わるような深刻な問題です。
夫婦げんかは犬も食わない、などと言いますが、DVは夫婦げんかというような生易しいものではありません。DVは、犯罪なのです。

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